失敗こそ財産

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。
失敗したら赤飯炊こうぜ!

いきなり成功する方が後々怖いんです。「失敗の経験が無い」まま突き進むからです。
躓いた回数だけ、踏ん張れる力が育つと思って下さい。
失敗を責めないで下さい。
上手にできなかったことを責めないでください。
- 「こうすればよかった」
- 「〇〇が足りない」
こういった叱責に近い言葉をよくコーチ役のお父さんから聞きます。
子供の進歩は段階的です。いきなり「結果」を求めるのは酷です。
それよりも「できた事」や「できた部分」を褒めてあげましょう。別にヨイショする必要はありません。言い方を少し変えるだけです。
- 良い部分を褒める。
- 悪い部分は次の課題にする。


こんな感じでステップアップを図ってあげましょう。
「できたかどうか」より「手応え」を
どうしても大人は「目で見える成果」を求めてしまいます。変化を見て取れるので安心できるのです。
費やした時間と労力が無駄では無かったと。

失敗であっても伸び悩みであっても、それは成功と肩を並べる「財産」です。「経験する」という事に上も下もありません。
目で見える結果を急ぐより、子供の中に育つ「手応え」の感覚を大切にしてあげてください。

まだうまくはできない。でも何となくわかった気がする。そこまで来れば後は「いつ形になるか」だけの問題です。
そう、実質もうできているのです。
掴みができたら後は熟練させていくのみ。それはひたすらの反復練習です。
体重が乗る、重心移動ができる、そういった「本質的な手応え」を子供に感じさせてあげてください。
嘘みたいな本当の話「1度掴めば勝手にできる様になります」から。
指導の際のコツ
生徒を教えるのと違って、我が子を教える時はどうしても厳しく、急ぎがちです。
簡単なコツをお伝えしますので、頭の片隅にしまっておいて下さい。
意識するのは1つだけ
何かを修正しようとしている時、修正ポイントは沢山あると思います。
そんな時は多々ある修正ポイントを優先順位で並べ、優先順位の高いものから取り組んでいきましょう。

間違っても複数ポイントを設定しないで下さい。子供からすると「せっかく1つできたのに水を差される」状態になります。
これはモチベーションを著しく下げます。そしてここで良くこのセリフを聞きます。


これは絶対に避けてください。子供は小さな1つの階段を登れた事を喜んでもらいたいのです。
一緒に喜んであげましょう。本気で。
とにかく1つだけ修正する。他は今回は捨てる。
その繰り返しで最終的には「型」が仕上がる。それで十分成長していきます。
ただ、お父さんが求める「今」じゃないだけです。
積極的に失敗を積み重ねよう
できない事を叱るのではなく「沢山の失敗」を積み上げていく事が大事です。
勉強だって同じではありませんか?その時の点数より「×の復習」が大事です。

としっかり点数を褒めてあげましょう。
そこから

と×の総復習に入りましょう。

これ絶対にアカンやつですよ。
「できた」は「できない」の先で待っている
慌てないで下さい。急がないでください。
「できる」のはあらゆる「できない」を消し込んだ先です。必ずできるから大丈夫です。
それより怖いのは「最初からできちゃった」というパターン。これが怖い。
最初からできると親としては誇らしいですが、アスリートとしては足元が不安定になりがちです。
最初からできるとスランプの時に抜け出せなくなるケースが多いからです。何故ならそれは「たまたま」アタリを引いただけだから。
くら寿司のビックラポンで5皿食べたらいきなりレアが出たー!みたいなもんです。
失敗を積み重ねた結果、辿り着いた「型」は取り戻すことが簡単。たまたま手にした「型」は失うと取り戻すのが大変なのです。
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