2軸運動と1軸運動

2軸運動と1軸運動の違い

大前提:どっちも正解である。
まず、断っておきたいのは「どっちが優れている」という話ではありません。
どちらも優れた面があり、劣る面がある。一長一短の話だと考えてください。
運動においても1軸の方が良い状況と2軸の方が良い状況というものが生まれます。
ですので、理想的なアスリートは「1軸」「2軸」を状況に応じて切り替える事ができる選手となります。
1軸運動は「安定感」がある
1軸運動のメリットは圧倒的な「安定感」となります。重心移動が穏やかなので外からの力に対してドッシリと構える事ができます。
1軸運動のメリット
- 安定感
1軸運動のデメリット
- 機動性に欠ける
2軸運動は「運動性」がある。
2軸運動のメリットは圧倒的な「運動性」にあります。重心位置が絶えず動くので素早い動きと幅のある動きが可能です。
2軸運動のメリット
- 運動性
2軸運動のデメリット
- 安定性に欠ける
「攻め」の2軸に「守り」の1軸
1軸運動と2軸運動の比較はスポーツがとにかくしやすいです。皆大好きサッカーを例えにしてみましょう。
1軸運動の選手
強さ
- 当たり負けしない/チェックに強い
- ボールキープがし易い
- 精度の高いパス/シュートが打てる
弱さ
- プレーにブレーキが掛かりやすい
- Go and Stopのプレーが多くなる
2軸運動の選手
強さ
- ドリブルの幅が格段に上がる
- プレーにブレーキが掛からない
- パス/シュートの弾道が変わる
- プレー速度が全体的に上がる
弱さ
- 当たりに弱い/吹き飛ばされやすい
ベースをどちらにするか。
優れたアスリートは1軸運動と2軸運動をリアルタイムに切り替えていきます。それ自体は大して難しくはありません。練習次第です。
大事なのは「基本軸」をどちらにするかどうかです。

これは自分のアスリートとしての特性に直結しますので、しっかり考えて決めると良いでしょう。1軸⇔2軸の土台切り替えは結構時間が掛かります。ゆっくりゆっくりと「日常へと溶け込ませる」形になります。
ですので「やっぱり戻そう」となってもそう簡単にはできません。
自分の性格、理想とするプレーを考えた上で自分の「土台軸」を決めてください。
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