筋肉を太くしただけではマイナスになる

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。
太くしても使えないケースが多い

筋肉を育てる2つの要素
自分自身のパフォーマンス向上に筋肉を参加させるには2つの要素が必要です。
- 筋肉を太くする
- 筋肉の運動単位を100%に近づける。
多くの学生アスリートは「1」に注力をしてしまい、使えない筋肉を量産してしまいます。
大事なのは「運動単位の稼働数」
筋肉を太くすればパワーアップする。それが一般の筋肉論ですが、実際はそんな単純なものではありません。
筋肉の力を存分に発揮するには「運動単位の稼働率」が一番重要です。要は「手持ちの筋肉を使いこなしているか」という事。
立派に太った筋肉でも、実際に運動に参加している筋肉繊維が30%しか無ければ残りの70%はお飾りです。むしろ重たい荷物といえます。
力を存分に発揮できる筋肉とは「筋繊維の稼働率が100%に近い」筋肉であり、決して太さ(筋繊維の数)では無いと覚えておきましょう。
臨床で見てきた限りでは全国区の選手であっても50%も使いこなせていません。
だから故障が多いのです。
筋肉を使いこなせず、無理をさせているから故障をします。
筋肉を太くした後は必ず「促通」訓練を。
筋肉を太くした後は必ず神経促通訓練が必要です。筋繊維を管理している神経をしっかり指先まで働かせるのです。
- 太くする:高負荷の運動
- 促通する:低負荷の反復運動
学生アスリートに足りないのは「低負荷の反復運動」です。筋繊維の増えた筋肉に神経をしっかり張り巡らせて下さい。
太くするのは後回しでも良いくらいです。
促通は週1~2回では足りない
筋肉を太くする「筋肥大」は傷ついた筋肉の回復・増殖期間が必要ですので、週1~2回で十分です。
ですが「神経促通」は週1~2回では全然足りません。お話にならないレベルです。
神経促通の条件は「日常的に使う」という事です。

毎日使うから脳は「この筋肉は良く使うのね」と神経促通を起こし、定着をします。野球でいうなら「スタメン入り」です。
週1~2回だけしか使わない場合は「その時だけ使う筋肉」となるので普段使いでは活用できません。野球でいうなら「DH筋」です。これは特定条件下でのみ発揮されます。
そして、その最も代表的なものが「ジム」です。
トレーニング機器を使った時だけ力を発揮できる「限定筋」がドンドン育っていきます。
・筋肉は日常使いで育て上げるもの。
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