専門家すら間違える事がある

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。

腸腰筋についての間違い

専門家だって間違えるのだ。

だから勉強が大切。

とある一般書に腸腰筋についてこんな記述がありました。

上体起こしの主導筋である腸腰筋。

筋肉について学んでいる場合、これを読んで「え?」となるはずです。さぁ、貴方はどっちだ!

ちなみに上体起こしとはいわゆる腹筋運動、シットアップの事です。

主導筋なんていない

この「主導筋はいない」という書き方をすると議論が沸騰しそうですが、正確に言うとこうなります。

段階に応じて主導筋が複数ある!

こういうことです。「〇〇筋だけが主役」なんて事は無いのです。

前半の主役

上体起こしの前半戦は「腹直筋」が主役となります。主に臍から上の上腹部です。角度にすると30度あたりでしょうか。これはかなり適当に言っています。

後半の主役

厳密には中盤もあるのですが、それは省きます。

という訳でいきなり後半ですが、ここで「腸腰筋」が主役となります。ですが、他にも結構脇役がいますので絶対王者の様な風格はありません。

運動は常にチーム戦

私達の身体は多くの部分でチーム戦となっています。単独プレイはまず無いと思って下さい。

100歩譲っても「腸腰筋が上体起こしの主役」はあり得ません。でも、この主張をしているのは紛れもない「専門家」なのです。

選別眼を養おう

この例を通して伝えたいのは1つ。

専門家も案外こんなもん。

この悲しい現実をまずは受け入れて下さい。TVや雑誌に出たから間違いない訳では無いのです。オリンピック選手であっても普通におかしなことを言っています。

当院の発言を含めて、最後に納得をして受け入れるか否かを決めるのは。。。

貴方自身です。

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