日本人は1軸運動が多い。

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。
何故か日本人は1軸運動が多い。

どっちが良いではない。
「2軸運動と1軸運動」でも述べていますが「1軸運動」と「2軸運動」は優劣を競うものではありません。どちらも優れた軸運動であり、それぞれの特性・適性があるだけの話です。
どうも日本では「2軸が正しく1軸は間違い」みたいな論理がまかり通っている印象を受けますが、それは大きな間違いです。
日本人はどうしても「白黒をつけたがる」「寄らば大樹の陰」な部分がありますので、相手に対してマウントを取りがちです。
どちらも正解、そして正解は人間如きにはわからない。
この大前提をしっかり内側に持っていてください。
日本人に1軸動作が多い理由

わからないので、他の専門家の方達が提唱する理論に触れてもみたのですが、基本的に歩行動作を研究・分析している人がおらず、理屈としては成り立っている様に聞こえるのですが、肝心の前提となる「歩行動作の理解」が浅く理論崩壊を起こしていました。
自分の思い付きから理論を構築して人に当てはめた、という印象です。医学的な検証が無いんですね。
私個人としては生活環境・生活習慣等、いわゆる文化が露骨に影響したのだと思いますが、それを実証できるようなものが見当たりません。
農耕民族だからなのかなぁ。くらいしか言えないのです。確かな事が無さすぎて。
ただ、はっきりと言えるのは
- 現代の日本人は1軸が圧倒的に多い
- 7割近くがO脚傾向にある
この現実です。
O脚傾向は後方重心を作り、正に1軸にうってつけの重心です。「O脚傾向からの1軸」なのか「1軸からのO脚傾向」なのかは鶏と卵の話になってしまいます。
結局は誰にも分らない。想像と妄想ならできるけど。
それが現実なのでしょう。
なお、女性はX脚が多い印象ですが、先天的か後天的かでまだ見極めができていません。骨盤の形から考えると矛盾した現象なんです。
これだけは理解しておこう
- 日本人の多くはO脚傾向にある
- O脚傾向は後方重心を作り出す
- 後方重心は安定感と1軸運動を支える
だったら「日本人は1軸多いよね」という話ですね。
自分はベースをどっちに置くか
優れたアスリートは1軸運動と2軸運動をリアルタイムに切り替えていきます。それ自体は大して難しくはありません。練習次第です。
大事なのは「基本軸」をどちらにするかどうかです。

日本人のアスリートは、というより日本人自体が殆ど1軸運動ですので、1軸ベースで特定動作だけ2軸にする選手が多いです。
パフォーマンス重視で行くなら「ベース2軸で1軸切り替え」が良いと思います。その方が運動量が圧倒的に上がる為です。1軸ベースの選手は動きが遅く、動きの幅も狭いので2軸ベースの選手を相手にした時に反応できません。振り回されてしまいます。
時間は当然掛かりますが、その分後で得られる報酬が馬鹿デカい。それが2軸ベースへの修正です。勿論、それはあくまで「伸びしろの拡大」に過ぎませんから結果に繋がる保証は無いんですけど。。。
2軸動作を学びたいならお気軽にどうぞ!
千里丘駅西口から徒歩5分、産業道路沿いにあるトシオとイクミの俊カイロプラクティック院では大人・子供問わず「2軸動作」を学ぶ「からだの学校」を開催しています。
北摂地域で専門的に2軸動作を学べるのは当院だけ(のはず)なので、身体をもっと使いこなしたい、自分の限界を突破したいという方はお気軽にご相談下さい。
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