「曖昧にしない」という言葉の意味

※筋肉・神経・身体についての記述は全て「トシオとイクミの俊カイロプラクティック院」の理論となります。
曖昧にしない事の意味を知ろう

曖昧にしないとは「単語を大切にする」という事
ちょっと難しい話になるかもしれません。頑張って読み解いてください。
言葉を曖昧にしないとは「1つ1つの単語を噛み砕く」という事です。
今、この記事を書いている時はコロナショック真っ只中です。なので「新型コロナ」を例にとって説明しようと思います。
こんなニュースが流れました。
安倍晋三首相は17日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大の阻止に向け「国民皆でこの状況を連帯し、乗り越える」と訴えた。2月29日以降、記者会見の回数は5回に上る。だが、都市部を中心に感染者数は増え続け、緊急経済対策に盛り込んだ現金給付では減収世帯への30万円の給付から国民1人当たり現金10万円の一律給付に方針転換するなど迷走を重ねた。首相の思惑とは逆に、政権への批判は強まっている。
10代であれば、この文章の意味は普通にわかると思います。わからなくても問題ありません。それは小さな事です。
文章の伝えたい事はわかる。では「単語」についてはどうでしょうか?
- 感染
- 連帯
- 一律給付
- 減収世帯
- 思惑
- 批判
こういった言葉がありますが、これを「自分の言葉」で説明ができるかどうか。そこが問題なのです。
少しハードルの高い要求をしますよ。
感染
病原体がヒト、動物に進入して増殖または成長する状態
連帯
二人以上がいっしょになって事に当たり、責任を共にすること。
一律給付
「一律:同じぐあい、変化ない」「給付:公の機関などが、金品や便宜を与えること」
減収世帯
「減収:収入や収穫が減ること。」「世帯:住居及び生計を共にする者の集まりor単身者」
思惑
思う事
批判
良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。
言葉1つ1つを噛み砕いていく
この様に1つ1つの言葉をしっかりと定義付けて更に自分の言葉で使いこなす事。そこまでできて「自分で理解できた」であり「曖昧にしていない」という事です。※上の例はGoogleさんに聞きましたw
それも「義務感」で行うのではなく「どういう事?」と自分で疑問を感じ取れるかどうか。
曖昧な理解だと自分がむず痒く感じられるかどうか。そこなんです。
これはハードルが高い要求です。ですが、これが身体に馴染むかどうかで5年後10年後は決定的に変わります。
自分で考え、取り組める人間になるかどうかの分かれ道だからです。
できる人・できない人
決定的に違いが生まれます。アスリートとしてだけでなく1社会人としての力量にも直結します。物の見方が全く別物となるからです。
できる人
目にした情報を自分で判断します。また、自分が必要と感じた情報を集めて整理し、まとめる事ができます。

できない人
基本的に与えられた答えを丁寧になぞります。探すのも「こうすればいいのか」という答えです。日本人に多い「指示待ち型」になります。

この差はとてつもなく大きくなります。
今から沢山の事に関心を持とう
学生アスリートは自分の関心事がとても狭いです。競技の事、パフォーマンスの事、身近な事にだけ意識が向いています。
ですが、一見すると関係ない事であっても巡り巡って繋がっている事は「当たり前の様にある事」です。
そして一見無駄と思いがちな経験や情報、知識が自分の中に積み上がって、ある時「繋がりだす」事も当たり前の様に起こります。

1つでも多くの物事に関心を持ち、経験し、理解し、自分の引き出しの中に仕舞い込んでください。
それは気付く・気付かないは別としてあなた自身の糧となっています。
2軸動作を学びたいならお気軽にどうぞ!
千里丘駅西口から徒歩5分、産業道路沿いにあるトシオとイクミの俊カイロプラクティック院では大人・子供問わず「2軸動作」を学ぶ「からだの学校」を開催しています。
北摂地域で専門的に2軸動作を学べるのは当院だけ(のはず)なので、身体をもっと使いこなしたい、自分の限界を突破したいという方はお気軽にご相談下さい。
- >>メールのお問い合わせ
- >>LINEでのお問い合わせ
- >>電話でのお問い合わせ
コメント
この記事へのトラックバックはありません。











この記事へのコメントはありません。